「デパートでムエット(試香紙)で嗅いだ時はいい香りだったのに、家でつけてみたら何だかキツイ…」「3万円もしたのに、結局ほとんど使わずに飾っているだけ…」
香水好きなら、誰もが一度はこんな「失敗」を経験したことがあるのではないでしょうか。
実は、香水ほど「買う前のテスト」が重要なアイテムはありません。今回は、なぜフルボトルを買う前に「お試しサイズ(小分け)」で確認すべきなのか、プロの視点から解説します。
理由1:ムエットと「肌乗せ」は香りが全く違う
店頭で渡される試香紙(ムエット)での香りと、実際に自分の肌に乗せた時の香りは別物です。
香水は、あなたの体温、肌のph値、皮脂のバランスと混ざり合うことで、その人だけの香りに変化します。特にムスク系の香料は個人差が出やすく、「Aさんがつけると甘いのに、Bさんがつけるとスパイシー」といったことが頻繁に起こります。
必ず自分の肌に乗せて(On Skin)、最低でも30分以上過ごしてみること。これが鉄則です。
理由2:香りは「時間」で変化する
香水には「トップノート(つけたて)」「ミドルノート(30分〜2時間)」「ラストノート(2時間以降)」という香りの変化(ピラミッド)があります。
店頭での試香では、揮発性の高い華やかな「トップノート」しか確認できないことがほとんどです。しかし、あなたが一日の中で一番長く纏うことになるのは「ミドル〜ラストノート」です。
1.5mlのお試しサイズなら、朝つけてから夜お風呂に入るまで、一日を通して香りがどう変化していくかをしっかりと確認することができます。
理由3:シーンに合うか確認できる
「とてもいい香りだけど、職場でつけるには強すぎるかも?」「デートには少し軽すぎる?」
こういったTPOとの相性は、実際にそのシーンで使ってみないとわかりません。小分けボトルなら、実際にオフィスにつけて行ったり、休日のデートで使ってみたりと、「自分の日常に馴染むかどうか」をテストできます。
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