「せっかくいい香水を買ったのに、つけすぎて『香害』になっていないか不安…」「朝つけたのに、夕方には香りが消えてしまう…」

香水は、つけ方ひとつで印象がガラリと変わります。上品に香らせる人は、つける「場所」と「量」を熟知しています。今回は、初心者がマスターすべき基本のつけ方と、外出先でもスマートに香りをキープするテクニックを解説します。

香水をつける仕草

1. 基本:どこにつけるのが正解?

香水は体温で温められることで揮発し、香りが広がります。血管が通っている温かい場所につけるのが基本ですが、場所によって「強さ」が変わります。

A

しっかりと香らせたい時:手首・首筋

体温が高く、動くたびに香りが広がりやすい場所です。ただし、鼻に近いので自分でも強く感じやすく、つけすぎには注意が必要です。パーティーやデートなど、華やかなシーンにおすすめです。

B

ふんわりと香らせたい時:ウエスト・お腹

服の下から体温で温められた香りが、ほのかに立ち上ります。食事の席やオフィスなど、あまり強く香らせたくない場合に最適です。自分自身を優しく包み込むような香り方が楽しめます。

C

さりげなく香らせたい時:足首・膝の裏

鼻から最も遠い場所につけることで、下から上へとほのかに香りが漂います。「すれ違った時にいい香りがする」という印象を与えたいなら、ここがベストポジションです。

2. 適量は「1〜2プッシュ」が鉄則

初心者がやりがちな失敗は「自分が香りをしっかり感じるまでつけてしまう」ことです。

人間の鼻は同じ匂いに数分で慣れてしまう(順応する)ため、自分では「少し弱いかな?」と思うくらいが、周りの人にとっては「ちょうどいい香り」であることがほとんどです。

基本は「ウエストに1プッシュ」、または「両手首に合わせて1プッシュ」で十分です。足りない場合は、数時間後につけ直すのが正解です。

⚠️ やってはいけないNG行為
手首につけた後、ゴシゴシとこすり合わせていませんか?これは香りの粒子を潰してしまい、本来の香りのバランス(トップ・ミドル・ラスト)を壊してしまう原因になります。トントンと軽く叩く程度に留めましょう。

3. スマートな「つけ直し」にはアトマイザーが必須

どんなに良い香水でも、オードトワレなら3〜4時間、オードパルファムでも5〜6時間で香りは弱くなります。一日中いい香りをキープするには「つけ直し」が必要です。

しかし、重たいフルボトルを持ち歩くのは現実的ではありません。そこで活躍するのが「アトマイザー(小分けボトル)」です。

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